お仏壇洗濯.com とは
「お仏壇洗濯.com 」は、お仏壇の出張メンテナンスを手がけている"アイズサービス"が運営しています。
お仏壇のお洗濯に関することや、お仏壇のお洗濯を依頼するときの仏壇屋さん選びの注意点などを、お仏壇修理専門の仏壇屋という立場から考え、まとめてみました。
お仏壇のお洗濯をご検討中のあなたに、少しでもお役に立てれば幸いです。
お仏壇のお洗濯とは、一言でいえばお仏壇をお預かりして新品同様に仕上げる全面修理・修復のことをさします。
Q. お洗濯のほかにも、すす払い、すす洗い、洗い、修復などという言葉も耳にするけど?
そうなんですよね。
お仏壇のお洗濯にはいろいろな呼び方があって、さらに同じ言葉でも仏壇屋さんによって考え方や修理内容が違ってきますから、ちょっとややこしいんですよ。
しかし、一般的にお仏壇のお洗濯と呼ばれるものを大きく分類するとだいたい
すす洗い と お洗濯
の2つにわけることができるかと思います。
Q. すす洗い? お洗濯?
はい。
すす洗いとお洗濯です。
当社では、この2種類の呼び方を採用しています。
1. すす洗い
「すす払い」と呼ばれている仏壇屋さんもありますが、当社でいうところの「すす洗い」よりも簡単な汚れの除去や修理などに使われる場合もあります。
基本的に、お仏壇の汚れを洗浄液で洗い流す修理になります。
しかし実際には、ただ単に洗うだけではなく、他の修理と組み合わせてご利用いただく場合がほとんどです。というより全てですね。
そして、金箔の補修やキズの補修など、何を優先しどこまで修理するのかをお客様と話し合い、修理内容と料金が決まります。
このため、「すす洗い」と言っても、お仏壇の状態やご予算により仕上がり具合や価格にはかなりバラツキがあります。
すす洗いの工程を簡単に書くと
2- 各部品の汚れを洗い流す。
3- ご契約内容に応じて必要な修理をする。
4- 各部品を調整しながら(扉の建付けなど)組み立てる。
となります。
2. お洗濯
「洗い」、「修復」などとも呼ばれています。
現状の素材を最大限活かしながら、傷んでいる部品を修理・新調したうえで全ての部品を塗り直します。
その後、金箔を押したり金具や仏具にメッキなどを施したりと、お仏壇の修理・補修の中でも最もきれいに新品同様に仕上がります。場合によっては、大量生産品のお仏壇を新たにご購入されたほうが、安くなることも珍しいことではありません。
お洗濯の主要な工程は、
2- すす洗いと同様、お仏壇の汚れを洗い流す。
3- 破損部品を修理もしくは新調する。
4- 各部品を塗装する。金具や仏具等にもメッキや着色を施す。
5- 金箔を押す。
6- 金具を取り付ける。
7- 各部品を調整しながら(扉の建付けなど)組み立てる。
蒔絵に関しては、お客様のご要望やご予算により、現状のものを活かすか描き直すかが決まります。
それでも中には、金箔のはがれや塗装面の傷が少ないお仏壇もときどきあります。
このようなお仏壇の場合は、「すす洗い」できれいにした後、金具にメッキや着色を施す程度でもかなり見栄えが良くなることがあります。
しかし、金箔のはがれや塗装面の傷がかなり多く、また、破損箇所が多い状態のお仏壇の場合は、「お洗濯」をおすすめせざるを得ません。
この「お洗濯」というのは現状のお仏壇の素材を最大限活かしながら、ほとんど新品同様に修復・復元させるため、お仏壇の修理・修復の中でも最も高価なものになります。
Q. 「すす洗い」と「お洗濯」を選択する際の基準はあるの?
そうですね。
一概には言えませんが、「すす洗い」や「お洗濯」を選択する際の基準としては
「すす洗い」がおすすめなのは・・・
・傷みや金箔のはがれが少なく、お洗濯までは必要のないお仏壇。
・お洗濯するほどの予算はないが、ある程度きれいにしたい方。
「お洗濯」がおすすめなのは・・・
・お仏壇本体にキズが多く、金箔もかなりはがれている。
・買い替えずに、今あるお仏壇を新品同様にしたい。
・多少金額が高くなっても、次の世代に引き継ぐ前にお仏壇をきれいにしておきたい。
といったところでしょうか。
状態がかなり悪い場合は、「お洗濯」をおすすめします。
Q. お仏壇のお洗濯の修理内容について、もう少し教えてもらえませんか?
よろしいですよ。
次の表のように、各素材・部品によって、さまざまな種類・加工方法からお選びいただけます。専門用語(金箔の種類など)については、当社姉妹サイト内にある「お仏壇のコラム」をご参照くださいませ。 ⇒ 「お仏壇のコラム」
| 素材・部品 | 種類・加工方法 | 備考 |
| 塗料 | 漆・カシュー・ウレタン | |
| 金箔 | 5毛色・1号色・2号色・3号色・4号色 | 大量生産のお仏壇は4号色が主流 |
| 金具 | 手打ち金具・プレス加工品 | 補修・新品金具ともに |
| 金具(表面処理) | 金メッキ・銀メッキ・クロームメッキ・その他着色 | |
| 木地 | くさまき・いちょう | お洗濯・新品製作ともに |
| 金属製仏具 | 磨き・フッ素加工・金メッキ・その他着色 | |
| 彫物 | 補修・製作 | |
| 蒔絵 | 補修・描き直し | 現状のまま活かす場合もあり |
もちろん、あなたが一から組み合わせを考えていただく必要はございません。
お仏壇を拝見しながら、お仏壇の状態・あなたのご予算等を考慮し、いくつかのご提案をさせていただきます。そして最終的には、あなた自身で十分納得できる修理方法をお選びいただくことになります。
当社は、その結論を出されるまでのお手伝いをさせていただくだけです。
そして、その結論の中には残念ながら
「やっぱり、やめておこう。」
「ほかの仏壇屋さんにするわ。」
ということもあり得るでしょう。
そのようなときはご遠慮なくそうおっしゃってくださいね。それでも、あなたのお役に立てるのであれば、できる限りのアドバイスをさせていただきますので、疑問に思われることがございましたらどのような小さなことでもかまいません。お気軽にご相談くださいませ。
また、上塗りを漆で仕上げる場合は技法にもよりますが、4ヶ月から5ヶ月程度必要になります。
このようなことから、「お洗濯」をご検討される場合、少しでも早めに仏壇屋にご相談くださいませ。
そうすることにより、余裕をもって仏壇屋の選択や修理方法などについて吟味していただけるかと思います。
まずは、ご相談だけでもお早めに!
Q. ホームページを見ていると、どの仏壇屋さんもあまり変わらないようなんだけど?
たしかにそうかもしれませんね。
あなたはお仏壇のお洗濯のことで、当サイト以外のいろいろな仏壇屋さんのウェブサイトもご覧になられたことでしょう。もしくは今からご覧になられることでしょう。
そして必ず、
・お洗濯前
・お洗濯後
を比較したお仏壇の写真を目にされるはずです。
だいたいどのサイトでも、次のような写真が載っていますよね?
|
|
|
| [ お洗濯前のお仏壇 ] |
|
[ お洗濯後のお仏壇 ] |
そしてこう思われるはずです。
「へえー、こんなにきれいになるもんなんだね。」
と。
少し厳しい言い方になりますが、お仏壇がきれになるのは当たり前のことなんですよ。新品同様に仕上げるのがお洗濯なのですから。しかし、写真を見ただけでは決して仏壇屋の仕事の力量や質はわからないと思います。
私自身が実際に、富山県内外の仏壇屋さんがお洗濯をされたお仏壇や工房・工場をいくつも見てきているから、ここまではっきりと断言できるのです。
「こんな価格でここまでの仕事ができるのか!」
と感心してしまう仕事もあれば、
「こりゃあかん。ウチの検査基準やったら、またバラさなあかん。」
という仕事もあります。
同じ、『お洗濯』なのですが…。
ですから、価格だけで仏壇屋さんを選ばないでください。写真だけで仏壇屋さんを選ばないでください。同じ見るなら実物をご覧になってください。
繰り返しますが、
同じ見るなら実物をご覧になってください。
できることなら、お洗濯後のお仏壇を前にしながら、仏壇屋さんといろいろなお話をしてください。すると、その仏壇屋さんの仕事の質やお仏壇のお洗濯・修理に対する姿勢をうかがい知ることがきっとできるはずです。
仏壇屋さんに会うというのは最初は怖いことかもしれませんが(笑)、思い切ってこう言ってください。
「お洗濯したお仏壇を見せてください。」
と。
たとえ、タイミング悪く仏壇屋さんに完成品がなかったとしても、納品を終えたお客様のご自宅に案内していただけるはずです。
お客様との信頼関係ができている仏壇屋さんであれば、既存のお客様のほうから「ウチに連れておいでよ。」と言われますから。最強の営業マンです。(笑)
ところで。
当社のことをご存知の方なら、ある疑問をお持ちのはずです。それは、
「どうして、出張メンテナンスの仏壇屋さんがお仏壇のお洗濯のサイトを?」
ということです。
と本文中でしつこく言っているのは、お仏壇のお洗濯では、
見た目以上に
見えないところで職人が手間ひまかけて修理をしているからなのです。
そして残念なことに、お洗濯が完了した写真だけではこれらのことは決してわからないものなのです。
お洗濯を依頼されるのであれば、ご契約の前に「どうしてこのようになったのか?」と不具合がおきた原因を聞いてみてください。
答えがしどろもどろだと、この業者は少し心配かもしれません…。
破損箇所を直しても、どうしてそうなったのかをわかって修理しないと、また同じ結果(破損)になることもあるからです。
このようなわけで、できればお仏壇を目の前にして、写真では決してわからない点を職人さんといろいろお話をして欲しいのです。
とは言っても、お客様のご都合もあるでしょうから、お洗濯後のお仏壇を実際に見ることができなくても、仏壇屋さんとは納得できるまでとことんお話してくださいね。
Q. どうして、出張メンテナンスの仏壇屋さんがお仏壇のお洗濯のサイトを?
ごもっともなご質問です。
このご質問にお答えするにはまず、お仏壇の出張メンテナンス事業を始めることとなった経緯を知っていただければ、そのワケをご理解いただけるのではないかと思いますので、少しだけおつきあいくださいませ。
私は仏壇業界に20代の頃からいて、常々疑問に感じていたことがあります。それは、
「どうして仏壇屋さんはお仏壇販売後のメンテナンスに本気で取り組まないのだろう?」
ということです。
企業にとっては確かに製造や販売はとても大切なことで、これがなくてはご飯を食べていけません。
でも、これは企業側の都合ですよね。
お客様の立場からすると、お仏壇というのは決して安くはなく、ましてやホイホイと買い替えるものでもなく、子供や孫の代まで大事に残していきたいとの思いでご購入やお洗濯をされているはずです。
そのうえ、漆、金箔、金粉、貝、真鍮、銅、金メッキなど様々な材料が使われているため、お手入れするにも専門家でないととても難しいものです。だからこそ、ご購入後の
永い年月を過ごすことになるご自宅での専門家による定期的なお手入れが非常に重要になる
はずなのです。
にも関わらず、お仏壇のメンテナンス
つまり
・壊れてから
・汚れてから
ではなく、そうならないようにするための保守・点検等のサービスは積極的には提供されてきませんでした。また、当然のことながら利用もされてきませんでした。
私は幸いにもお仏壇の製造にもアフターサービスにも関わっていたため、造り手とお客様の両方をずっと見てくることができました。そこで感じたことは、
「造り手(企業)」は販売後のメンテナンスの重要性はわかっているけれどなかなか実行できない。
「お客様」は不都合があれば連絡するけれどそれ以上は特に望まない。というよりメンテナンスの必要性がわからない。知らされていない。定期的なお手入れ一つでお仏壇の持ちは全然違うのに…。
ということです。
このような仏壇業界の背景もあり、「お仏壇の出張メンテナンス専門」という業態で事業を始めさせていただくこととなったのです。2001年2月のことでした。
お仏壇の製造や販売をしている企業としては正直なところ、メンテナンスはあまり「儲け」にはなりません。そのメンテナンスによる好影響で販売機会が多くなれば別ですが、そうなるまでの「時間」と「お金」を考えると、どうしてもそれらはお仏壇を販売するための「広告宣伝費」や「販売員」に回されがちです。
それが「出張専門」となるとどうでしょうか?
お仏壇を製造しないので、工房や設備が全く必要ありません。必要なら職人さんに借りに行きます。そのうえ、既製品のお仏壇の販売もしていないので、在庫もお店も必要ありません。
漆や金箔などの材料と道具一式、自動車、パソコンそして技術があればこと足ります。
つまり、初期投資も固定費もほとんどかからず、さらに資金とサービスをメンテナンスに集中しているわけですから、当社の場合は多くのお客様にご利用いただける体制を常時整えておくことができます。当社は「安売り」を売りにしている仏壇屋ではないので、他の仏壇屋さんよりも安いサービスもあれば高いサービスもあるかと思いますが。
また、従来お仏壇の修理と言うと、(高額な)お洗濯というイメージがありました。イメージというより現実、お客様の立場としては修理に関しての選択肢はほとんどなく、仏壇屋さんから提案されるのは多くの場合『お洗濯』であり、もしくは買い替えを勧められるかのどちらかです。
そして、仏壇屋さんへ修理の相談をしようと思っても、
「お洗濯や買い替えをすすめられそうだからこのままでいいや。」
と。
そうこうしているうちに、だんだんお仏壇がボロボロになっていって結局は買い替え。
もったいないですよね。
あの時早めに修理をしておけば…。
お手入れをしておけば…。
それが「出張専門」となるとどうでしょうか?
お客様が仏壇店へ行かれる時の、あの「恐怖感」(笑)がないのでお互い本音で言いたいことが言えます。
また、ご紹介者からの情報やチラシ、ホームページ等で大まかな修理内容や価格を事前にご覧いただいているので、「修理にいくらかかるのか見当もつかない」という心配も薄れ、安心してご利用いただいているようです。
「気になるところを気になる時に」お気軽にご連絡いただいて、修理やお手入れをさせていただきますので、常に気持ち良くお仏壇をお使いいただいております。
このように、少しずつでも専門家の手が入っていればお仏壇は長持ちしますよ。
必ず点検もさせていただきますので、この先起こりうる不具合に対して早めに対処できることがお客様にとっては大きなメリットですね。
毎年ご利用いただいている方は、
「また、都合のいい日お掃除頼むね。」
でご予約が終わります。(笑)
だから、お仏壇は良い状態なのです。
だから、出張専門にこだわるのです。
高かろうが安かろうが、"それなり"の状態です。
このようなわけで、専門家による定期的な点検は必ず受けるようにしてください。
また、お仏壇のお洗濯を依頼される際には、有料・無料を問わず、アフターサービスがしっかり整っている仏壇屋さんをお選びください。
それは、本文でも言いましたが、お仏壇を良い状態でお使いいただくためには
「ご購入後の永い年月を過ごすことになるご自宅での専門家による定期的なお手入れが非常に重要になる」
からです。
Q. アレっ、「出張専門にこだわるのです」って…。
なんだかヘンですよね?
「出張専門にこだわるのです」
って言っておきながら、お仏壇のお洗濯のサイトを運営しているのですから。(笑)
でも…。
違うんですよね。
サラリーマン時代から、お仏壇の製造や修理、アフターサービスに携わってきたからこそ、そして、お仏壇のメンテナンスを出張専門という特化した業態で事業を始め、1本1本形も状態も作業環境も違うさまざまなお仏壇の修理に携わってきたからこそ、お仏壇のお洗濯を
自信を持っておすすめできる
のです。
しかし、より多くのお客様に喜んでいただけるのであれば、ということで2006年に、この
「お仏壇洗濯.com」
をオープンさせていただきました。
Q. どういうこと?
当社では、お客様のお仏壇をできる限りご自宅に置いたまま、お仏壇の修理・お手入れを完了させることによってコストを下げ、このことにより気軽に何度でもご利用いただけるシステムを作り上げてきました。
当社をまだご利用いただいていない方にとっては、1年から3年ごとに仏壇屋を利用するということは、なかなか想像できないのではないでしょうか。
話がそれましたが、これらの経験と実績があるからこそ、また
常時、出張メンテナンスという体制があるからこそ
お洗濯をさせていただいたお仏壇を修理・お手入れをする機会があっても、責任と自信を持って行えるのです。このメンテナンス事業自体が本業なのですから。片手間のアフターサービスとはワケが違います。
言い方を変えると、決して売りっぱなしで終わるのではなく、当初からアフターサービスを重点に置いた体制がすでに整っている、ということになります。
つまり、お仏壇の修理・販売に対する考え方の順番が、従来の仏壇屋さんとはまったく反対の発想なのです。
この、お客様に対する事業姿勢が評価されたのか、当社のサービスを静観していた仏壇屋さんにもいろいろな面でマネをされるまでになりました。ある意味とても光栄なことです。
これからも、お客様にとってよいことだと思うことはどんどんマネをしてください。かまいませんよ。そして、お客様に安心してご利用いただける仏壇業界にしていきましょう。でも、著作権の侵害にあたるようなことだけは、謹んでくださいね。(笑)
例外として、当社が許可した仏壇屋さんや職人さんは特に問題ありませんので安心してください。
ちょっと話がそれましたが、これで、相反するような「出張専門へのこだわり」と、その仏壇屋が「お洗濯専門のサイトを立ち上げた」という疑問は、少しは解けたでしょうか?
そして実は、自信を持ってお仏壇のお洗濯をおすすめできるワケはもう1つあるのですよ。
それは、ものすごく当たり前のことであり、ものすごく単純でありながらもとても大切なことです。
それは・・・。
お洗濯後のお仏壇のお手入れや修理のたびに、ご自宅からお仏壇本体をお預かりするわけにはいきませんからね。(笑)
Q. それは・・・?
それは、"正直さ"です。
「・・・。」
あまりにも当たり前のことすぎましたか?(笑)
それでは、もう1度言いますね。
この正直さが自信と信頼につながっているように思います。
当社では創業以来、お仏壇の修理の際に使用する塗料や金箔の種類に関すること、新品の仏具は木製なのかプラスティック製なのかなど、従来はお客様に聞かれなければ、仏壇屋からはなかなか言わない・言えない部分まで踏み込んで、当社のほうからお話をさせていただいております。
1つ例を挙げてみますね。
たとえば、お仏壇に塗ってある黒い塗料がありますよね。それは、漆であったり、カシューであったり、ウレタンであったりします。しかし、区別はほとんどつきません。すると、お客様は"勝手に"漆だと思われるんですよ。
そうなると、仏壇屋にとっては好都合なんですね。漆ということにすれば価格が多少高くても販売しやすいからです。それも、お客様に"勝手に"誤解していただけるのですから、ワザワザ「それは、漆ではないですよ。」などとはなかなか言いません。
でも当社は違います。
たしかに、あまり細かなことまでは説明する必要もないのでしょうが、少なくても、お客様が"良いほうに"勘違いされそうな場合。
たとえば、プラスティック製の仏具を木製のものだと勘違いされるだろうなと思ったときは、「プラスティック製ですよ。だから安いんですよ。」と先にお伝えします。
「漆で仕上げればいくらくらいで、カシューの場合はこれくらいの金額になりますよ。」と。
別に、プラスティック製だから悪い、木製だから良い、漆だから良い、それ以外の塗料だから悪いという話ではなく、お客様には納得していただいたうえでお代金をいただきたいだけなのです。ただそれだけなのです。
何かのご縁があって当社をご利用いただいたお客様とは永くお付き合いしたい
ではないですか。
当社は常に、このような姿勢でお客様と接してきましたので
ウソをついている
という後ろめたい気持ちで仕事をしたことはまったくありません。だから、気持ちよく仕事をできることが自信にもつながっているのです。
ウソというのは、1度ついてしまうとそれを指摘された場合、そのウソをごまかすためにまた新たなウソで…、と雪だるま式に膨らんでいくんですよね。
このことは、仕事をするうえで、また、お客様からお代金をいただくうえで、非常に重要な要素になります。仕事に対するモチベーションや企業の信用に関わりますから。もしかすると、今ご覧いただいている同業者の方、特に仏壇業界に入られて日の浅い方で
「うらやましい。」
と思われている方も少なくはないかもしれませんね。(笑)
ところで、今までこのような姿勢でお客様と向き合ってこなかった仏壇屋さんにとっては、創業が古かろうが、知名度があろうが、かなり厳しい時代になったように思います。特に、企業の規模が大きくなればなるほど大変でしょう。
ウェブサイトでいくらきれいごとを書き連ねることができても、もう1歩踏み込んだことまではなかなか書くことができないからです。
もし正直に書いてしまうと、いままでその仏壇屋さんで購入された数え切れないほどのお客様に、説明のしようがないのですよ。
仏壇業界の内部事情を知っている元従業員の方もたくさんいるわけですし。
というのも、お客様との出会いは一期一会である、と常に心得ているからです。
ただし、お電話でのお見積もりは原則としてお断りさせていただいております。
お仏壇を拝見することもなく、いい加減な価格をお答えすることはできないからです。
Q. なんだか、仏壇屋さんてあまり信用できないみたいね?
いえいえ、そんなことは決してありません。
中には、先述のような仏壇屋さんもあるというだけで、お客様の立場に立って正直に商いをされている職人さんや営業マンも私は実際に知っています。
このようなわけで、お仏壇のお洗濯にしても買い替えをするにしても、まずは3社以上の仏壇屋さんでいろいろとお話を聞かれるとよいでしょう。
そうすることによって、信用できそうな仏壇屋さんであるかどうかが、だいたいわかってくるはずです。
そして、よほどのことがない限りは
・創業の古さ
・企業の規模
・製造元
という理由だけでは決して、仏壇屋さんを選ばないようにしてください。
それは、信用を強調するための「謳い文句」であることも少なくはないからです。たとえ、「創業○○年」「製造元」を強調してはいても、実際に販売しているお仏壇は、結局は
どこの仏壇屋さんにも卸している大量生産しているメーカーからの仕入れ品
であったりするからです。
誤解して欲しくないのですが、大量生産しているメーカーのお仏壇が悪いというのではなく、そのことを隠してまで自社で生産しているかのように装っている、つまりお客様をだましているような仏壇屋さんは、本当に信用できますか?
そのような仏壇屋さんに、あなたの大切なお仏壇のお洗濯を本当に安心しておまかせできますか?
ということなのです。
話が長くなりましたが、ご縁があってこのサイトをご覧いただいているあなただけには、お仏壇のお洗濯を検討される際の、仏壇屋さん選びには失敗して欲しくないのです。
ここまでご覧いただいて、
「アイズサービスさんて、案外いいのかも?」
と思っていただけたようでしたら大変光栄なことではありますが(笑)、正直なところ、クレームをいただいたこともありますし、自ら言うのもなんですが、100パーセントのお客様にご満足いただいているとは決して思っていません。
また、そのようなお約束も軽々しくはできません。ご期待にそえない場合も中にはあるだろうと考えるからです。しかし、だからこそ、1人でも多くのお客様のご期待にお応えできるように精進しなくてはと日々思っております。
そして、お仏壇のこととなると「わからない」ことも多いのではないでしょうか。
すると仏壇屋は、このお客様の「わからない」心理状態を利用して、とにかく自社の都合の良いようにおすすめすることが可能になります。
だからこそ、そのような仏壇屋さんに当たらないように3社以上の仏壇屋さんでいろいろとお話を聞いてほしいのです。
当社のお仏壇の修理事業に対する考え方・役割は
自社の都合で商品をゴリ押し販売するのではなく
お客様の立場で考え・話し合いながら、
適切なアドバイスをさせていただくことにより
お客様の「わからないこと」を少なくし
最後には
お客様に納得して選択していただく
ことではないか、と考えています。
Q. お仏壇のお洗濯といっても、アイズサービスさんて工房はないんですよね?
はい、事業の業態が出張メンテナンスということで工房はございません。
実際にお洗濯を手がけさせていただくのは、親子3人で毎日お仏壇のお洗濯や製作をされている
「村井仏壇工房」
さんです。
はっきり言って、小さな工房です!(ゴメンナサイ、村井さーん。)
がその反面、大手の仏壇屋さんにはない、ものすごく家庭的な雰囲気があり、私はとても大好きです。
この雰囲気というのは案外大切なことで、お客様もリラックスしていろいろなお話ができたり、聞くことができるのではないかと思います。
そして、小さいからこそ、また、販売店ではなく製造元だからこそ、お客様が工房を訪ねて来られても、職人さん達と直接本音で話しあえますし、何でも相談にのっていただけるのですよ。
しかし、小さな工房であれば、職人さん達と直接お話できますので、本音でいろいろな情報を得ることができるはずです。
できれば、小さな仏壇屋さんも見学してみましょう。
「村井仏壇工房」の職人さん達の横顔
─ 村井社長
下地付けから仕上げまでの工程をこなす、いつもニコニコな太っ腹な職人さん。
あっ、お腹も太っ腹ですよ!?
当社創業時からずっとお付き合いいただいていて、この社長と出会わなければ現在の当社はなかったかもしれないほど、お世話になっています。
─ 奥さん
お昼時間にお伺いすると、わざわざおにぎりまで作ってくださる、やさしい奥さん。こんな気遣いややさしさをいつも感じている私は、お姉さんと呼ばせていただいております。あなたが初めて訪ねられたとしても、以前からの知人のように感じられるはずです。人懐っこいお姉さんです。金箔を押しておられることが多いですね。
─ 息子さん
そして、乾いたスポンジが水をグイグイ吸収するような勢いで、知識も技術もどんどん体にしみ込んでいっている息子さん。村井社長や私が仏壇業界に入ったときの年齢よりも若くしてお仏壇の製造・お洗濯に携わられたので、次世代のお仏壇の製造・修理現場では貴重な存在になってくることでしょう。
─ 営業担当の村井さん
名字が同じ"村井"であるように、村井社長の甥っ子さんで、営業を担当されています。知識が豊富なうえ物腰もとても柔らかい人なので、友達みたいな感覚で気軽に安心してご相談できることと思います。営業担当ということで、ときには当社とは競合関係になることもあるのですが、そんなことはおかまいなく(笑)、お会いするたびにいつも、私に貴重なアドバイスをしてくださる"アニキ"みたいな存在の人です。
工房のご案内
富山県小矢部市芹川936-2
TEL 0766-67-5143
工房見学ですか?
もちろん可能ですよ。
お気軽にお問い合わせくださいませ。
サービスご提供地域
■ 富山県
■ 石川県
■ 上記以外の地域
諸条件により受け付け可能な体制が整いましたので、お仏壇のお洗濯(全面修理)をご希望の方はお手数ではございますが下記までお問い合わせくださいませ。(2007年9月)
お問い合わせ
お仏壇のお洗濯に関するお問い合わせ先は下記の通り2社となっておりますので、どちらにでもお気軽にご相談・ご連絡くださいませ。
ただし、お問い合わせをいただく前には必ず、 ご利用上の注意事項をご確認いただきますようお願い致します。
■ お仏壇の修理とお掃除の専門 アイズサービス (当サイト運営者)
TEL 0766-22-0801 (月曜日〜土曜日 朝9時〜夜7時)
■ 村井仏壇工房
TEL 0766-67-1880 (営業担当者)